第46回です。

前回はMetamojiの"究極"を名乗る「Su-Pen」でしたが、今回はPrincetonのハイテク兵器 「PSA-TPA1」です。

そもそもスマホのタッチパネルは人間の体にたまった静電気を感知するらしいんですが、ある程度の太さと筆圧がないと感知できないみたいです。なのでどのペンも先が太くてなんかいまいちペンっぽくないんですね。

でも、このPSA-TPA1は、電池を内蔵して静電気を発生させるという「アクティブスタイラスペン」です。なんかハイテクですね。買わずにはいられないでしょう。さああなたも ぽちっとな。

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静電気発生だよ。ハイテクだよ!単六電池だよ!

このアクティブスタイラス機構により、ペン先が細いです。たぶん売ってるスタイラスペンの中で一番細いんじゃないでしょうか。これなら細めのフェルトペンぐらいには使えるんじゃないでしょうか。

ということで書いてみました。機材は前回と同じ第三世代iPad、アプリはSketch Padです。

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ペン先は細い。LED点灯中!

で、感想なんですが・・・・・「確かに細いでもちょっと取りこぼすし横線にノイズが乗る」です。
惜しいんだけどなー。取りこぼしがなければ最強だったんですが・・・・

そんなこんなで使ってたら電源入らなくなっちゃうことが何度か。電池を入れなおしたら直ったんですが、どうも電池部分の接触が悪いみたいで、接点を濃い目の鉛筆でぐりぐりやったらよくなりました。ついでに
ノイズとか取りこぼしもよくなりました。どうも悪いのはスタイラス部分じゃなくて電池ホルダーの接触のようです。詰めが甘いですね。
ということで、電池ホルダー部分の金具を取り外して接点を鉛筆でぐりぐりして、とどめにタミヤの接点グリスを塗って使ってます。とりあえずこれでいい感じ。

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バラシてタミヤの接点グリスを接点に塗りぬり

いろいろ詰めの甘さを感じますが、Su-PenとこのPSA-TPA1がビアンカとフローラだとしてどっちを取るかいうとフローラかなーってそんな感じ。接点グリスが必要ですが・・
(ちなみに接点グリスはamazonにもありますが、yodobashi.comのほうが送料無料でいいよ)

まーこのアクティブスタイラスペンは将来性を感じるのでPrincetonさんにはこれからも精進していただきたいと思います。僕はこんなにスタイラスペンばっかり買って何してるんでしょう。

ちなみにこのPSA-TPA1は「iPad用」と書いてあるのですが、Androidスマートフォン(SH-02E)で使ってみたところ、感度が良すぎるのか、線がつながったりとかしてうまく書けませんでした残念。